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お知らせ・コラム 体軸体操で親子で出来るカラダ作り

体軸って何?体軸体操をするメリットは?我が子の猫背や動きのぎこちなさを解消するにはどうしたら良い?

更新日:

体軸体操は身体感覚を高める

まず、皆さんは
「体軸」と聞くと
どのようなイメージをされますか?

多くの方は
「真っ直ぐな姿勢」「中心の軸」
というような答えを頂きます。

間違いではありませんが

体軸とは
身体を軸状に貫く身体感覚
の事を言います。

身体感覚とは、
筋肉を動かしたり関節を動かしたり
体の傾きを感じたる(バランスをとる)
身体のセンサーのことです。

大切なのは、
「姿勢を正す」ことではなく

「結果的に姿勢が良くなる」ことで

その過程を結ぶのは

「身体感覚」になります。

つまり、姿勢を良くしたり
動きのぎこちなさを改善するには

身体感覚を高める必要があります。

実際、体軸体操を行うと
その前後で

カラダが柔らかくなったり
カラダが軽くなったり
ステップが早くなったり…

驚く方もいますが

カラダを真っ直ぐに矯正した訳でも
ストレッチや筋トレした訳でもありません。

それは体操によって
《身体感覚が高まった》
と捉えることができます。

姿勢の歪みや動きのぎこちなさはどうして?

現在、座っている時の猫背や
カラダの動きがぎこちない
お子さんが増えていて

それを悩まれる親御さんも
増えているように思います。

この現状は、

ゲームやネットの普及で

姿勢をまっすぐする習慣が減り

外で遊ぶ習慣が減っている

という理由が考えられます。

それに伴って

身体感覚が低下している子が
増えている

とも言い換えられます。

感覚の凸凹が増えている?

また、
今のこどもたちは
感覚に凸凹がある子が

増えているようです。

感覚の凸凹というのは

感覚が鈍かったり
感覚が鋭すぎたり

するということです。

例えば、

人に触れられるのを嫌がる子は
触覚が過敏が考えられます。

揺れるのを極端に怖がったり
あまり姿勢を変えたがらないのは
三半規管が敏感かもしれません。

運動嫌いに見えてしまいますが
過敏すぎて動きが怖いのかもしれません。

じっと座ることができない
動き回るのが好きな子は

筋肉や関節、三半規管の感覚が
鈍いのかもしれません。

動き回ったり、物を振り回す事で
感覚を得ているのかもしれません。

このような
いくつかのタイプが見られます。

感覚の凸凹の「原因」を探せば
キリがないのですが、、、

「感覚を丸くしていこうとする
試行錯誤の過程」は

カラダを好転させていくと
実際の現場を見て感じるところです。

感覚の凸凹を「丸」に近づけよう

その感覚を丸くする方法の一つに
体軸体操があります。

ストレッチや筋トレをしなくても
体が軽くなったり柔らかくなったり
ステップが早くなったりするのは

体軸体操をすることで
身体感覚が高まるからとも言えます。

身体感覚が高まると、
体の中心軸を作りやすくなり

効率の良い姿勢が分かり
猫背の改善や、

動きのぎこちなさに気づき
スムーズな動きに繋がっていきます。

身体づくりで人間関係を「丸」に近づけよう

体の中心が分かると
自分の"枠組み"が分かりやすくなります。

自分の体の枠組みが分かると
人との距離感を把握しやすくなったり

相手に対する話し方や触れ方から
人間関係の円滑性に繋がります。

最終的には、

その時々で
自分に求められる役割を
把握する能力に繋がり
社会性を育むこと

に繋がっていくと感じます。

僕自身は
体軸体操による体作りは

ただの体操ではなく

その子らしさや社会性を育む
ひとつの手段だと考えています。

僕自身、
社会が求めているもの
自分が提供できるもの

そのバランスを見極め
力を発揮することを
意識して過ごしています。

当たり前のことかもしれませんが

体つくりを通して
こどもたちと一緒に
社会性や主体性を育む
活動の輪が

沖縄に広がると良いなぁ
と思っています。

わーべー

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