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眠っている姿勢が辛い、眠っていても力が抜けないという人の特徴と簡単に出来るケア

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夜に痛みを感じる、眠っている姿勢が辛いという方が増えている

この数週間、夜、寝ている時や寝付く時に、首や肩、腰が痛むという方が増えているように感じます。
寒さの影響もあるかと思いますが、一般的には、夜間の痛みであれば、関節の圧の状態や、自律神経の問題が関わっているとされています。
今回、上記のような要因もありながら「どんな姿勢でも腰が痛い」という方を例に良くなったケースと、寝ていて痛みが出やすい人の特徴を紹介したいと思います。

「寝ていても、どんな姿勢でも腰が痛い」という40代の女性

「寝ても、座っても、立っても腰が痛い」
「夜も痛くて寝付きにくい」

という40代の女性がいらっしゃいました。

「仕事ですごくストレスが溜まっている」
「整形外科に通って2ヶ月経ったが、良くなっていない。」

ということで来店されました。

※重い病気や内科的に指摘されていることはないが
「強い痛み止めを飲むと胃に負担がくる」とのこと。

痛み方としては、鋭い痛みではなく、鈍く強い腰痛がずっとある、という状態。
姿勢やカラダの硬さを見ていくと、腰と首の筋肉が固くなっていました。仰向けで眠っていても、力が抜けにくく、常に緊張している状態で、本人はカラダに力が入っているという自覚はありませんでした。この状態では、交感神経が過剰に働いてしまい、リラックスできず、寝付きにくくなってしまいます。もちろん、痛いから固くなっている、という要因もあり、どちらにしても悪循環になってしまいます。

寝ている時の痛みが「楽になる姿勢」がないか探す

上記のような状態の場合、まずは、立ったり座っているときの痛みより「眠っても痛くない」、安楽な姿勢を探すことから始めます。
この方は、仰向けよりも、右横向きで体を丸めるような姿勢で眠ると腰の痛みが楽になることが分かりました。その人に合った関節や筋肉に負担をかけない姿勢を探すことが大切で、それだけでもリラックスすることができる場合があります。

しかし、このように自分のカラダが楽になるポジションが探せない人が多くいます。
「痛みが出にくい姿勢を探せる」ためには、普段からカラダの感覚に向き合い、カラダの声をキャッチ出来るようになると良いかもしれません。

自分で気づけない方に対しては、カラダの固さや反応を見させてもらいながら、本人が動きやすいところと楽なポジションを探していくようにします。

今回の方に対しては、どうしてこの姿勢が楽なのか、さらに追っていくと、首と頭の付け根、顎の下の筋肉、そして鳩尾(みぞおち)にかけて、物凄く固くなっているようでした。

首の筋肉をほぐし、鳩尾(みぞおち)あたりの肋骨と、胃の調整をかけると、、、仰向けでも痛みが引いていきました。

胃は食道と繋がっているために、結果的に首の筋肉とも関係が強くなります(さらに言うと、腸間膜根と言うものを介し腰まで繋がっていきます)。
カラダの前側にある胃や肋骨まわりが固くなると、体を伸ばしにくくなり、仰向けの状態が辛くなり、眠っているのに痛みが出てしまうという状態は、よく見られるケースでもあります。

本人から「2ヶ月経っても良くならないから不安だったが、良くなって安心しました」との声を頂けました。

とてもストレスの多い職場のようですが、体のケアを通し、リラックスすることの大切さを感じてもらえたかなと思います。

寝ている姿勢、夜間時に痛みが出る人の特徴

上に挙げたお客様を含め、寝ている姿勢でも痛い、または、夜に痛みが出やすい人の特徴として

・胸が固い・肋骨の間の筋肉が硬い
・手首が固い
・ストレスが多い

ということが挙げられます。

胸の筋肉や肋骨の間の筋肉が固いと、カラダが丸まりやすくなり、寝ている時に、背中や肩甲骨周りがベッドに着きにくくなります。そうすると結果的に背骨の近くの筋肉の緊張を高め、よりリラックスしにくくなるという悪循環が生まれます。また、呼吸も浅くなり、肺の動きを介した自律神経の自己調整が出来ない状態になってしまいます。

また、胸の筋肉と同様に、手首が固くなっている人が多くいます。
経験上、デスクワークやパソコン作業で、カラダを丸め、手先をよく使う仕事をしている人に多いです。これは先ほど上げた胸の固さとリンクしやすく、胸からの筋肉の繋がり(筋膜)が影響していると思われます。
さらに、人よりも気持ち的に緊張しやすい人、ストレスを多く抱える時期にある人は、手首まわりが硬くなってしまいます。手先や手首の固さは、感情や心理的状況が現れやすいと感じています。そこに心理・感情的な固さを閉じ込めてしまうのかもしれませんね。

夜に腰や首が痛い人に試して欲しいセルフケア

簡単に出来るケアを3つ紹介します。
・胸のマッサージ(胸の筋肉、肋骨の間の筋肉)
・手首の周りをほぐす
・深呼吸を繰り返す

胸をほぐす時は、
肋骨と胸骨の間や
肋骨と肋骨の間をほぐすように

コリが強い場合には、
胸の中心を手のひらでさする程度
から始めても良いかもしれません。

手首をほぐす際には、
手根骨と言われる小さい骨の周囲を
満遍なくほぐすように
してみてください。

最後には、深呼吸です。
胸を膨らませる胸式呼吸
お腹を膨らませる腹式呼吸

どちらも行うようにしましょう。

深呼吸をする際に、
肩や背中に力が入っては
余計にカラダに力が入るので、
リラックス出来る程度で行いましょう。

夜間の痛みや眠った姿勢の辛さが
少しでも緩和しますように。

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